【秋田】
ご当地「かつラーメン」を食べにいこう！
今回の見どころ
1970年ごろ秋田県の小坂町で行われた七夕祭りをきっかけに誕生した和食店の裏メニュー「かつラーメン」は、文化庁の「100年フード」にも認定されています。歴史あるご当地ラーメンを中心に、鉱山のまち小坂と大館をめぐるラーメンツアーをご案内します。今回は交通機関でのプランですが、レンタカーで十和田湖まで足を延ばすのもおすすめです。
今回のガイド |  |
【モデルコース】
秋田［小坂＆大館］ラーメン1泊2日旅
<１日目>
［航空］ANA：羽田08：55発 - 大館能代10：05着
［リムジンバス］大館能代空港 - 大館駅前
❶［秋北交通バス（大館・小坂線）］大館駅前 - 永楽町
❷食事：「奈良岡屋」
❸観光：「明治百年通り」
❹食事：「レストラン青銅館」
❺宿泊：「ホテル小坂ゴールドパレス」
<２日目>
［秋北交通バス（大館・小坂線）］鉱山事務所前 - 大館駅前
［秋北交通バス（大館鷹巣線）］大館駅前 - 西川口
❻食事：「煮干中華あさり」
［秋北交通バス（大館鷹巣線）］西川口 - 大館駅前
❼食事：「錦 大館本店」
❽観光：「秋田犬会館」
・観光：「秋田犬の里」
［リムジンバス］大館駅前 - 大館能代空港
［航空］ANA：大館能代18：15発→羽田19：30着
※2025年12月現在、時刻表などは目安となります
奈良岡屋
〒017-0202 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山字栗平19-5
小坂「かつラーメン」の元祖ははずせない！
ツアーのはじめにまずは「かつラーメン」の元祖の店に向かいましょう。和食の店の裏メニューだった「かつラーメン」はここから他店にも広まりました。
食後は腹ごなしで徒歩で「明治百年通り」へ。康楽館、鉱山事務所など明治時代の建築、旧小坂駅など見所がいっぱいです。鉱山のまち小坂の歴史背景を学ぶことで、ラーメンの味わいも深みを増すことでしょう。
カツオだしの効いた卵とじのカツと、生ハムを隠し味にしたさっぱりとしながらもコクのある醤油スープが特徴です。
レストラン青銅館
〒017-0202 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山古館9-3
ここだけの「小坂ブラックかつラーメン」を
観光の後は、宿泊先の「ホテル小坂ゴールドパレス」へ移動。夕食は併設のワイナリーレストランで「黒鉱カツラーメン」をぜひ。地元名産「桃豚」のカツがトッピングされた、黒いスープが特徴の「かつラーメン」です。小坂七滝ワインの飲み比べなども楽しめます。
早めに就寝して翌日の"朝ラー"に備えましょう。人気店「煮干中華あさり」は7時から朝ラーメンを提供です。
小坂鉱山で採掘されていた「黒鉱」をイメージしたイカスミをベースにした黒いスープが特徴です。
錦 大館本店
〒017-0012 秋田県大館市釈迦内街道上142-3
シメはこだわり食材の人気店で！
大館駅付近には「秋田犬会館」「秋田犬の里」があります。”忠犬ハチ公”の故郷なので、犬好きな方は立ち寄ってみてください。
昼食は人気店「錦 大館本店」で。食材にこだわったラーメンが味わえます。
さらにおなかに余裕があれば、大館発祥の「きりたんぽ鍋」もおすすめです。
最後に、大館駅や空港で名産品「曲げわっぱ」を購入すれば記念になるでしょう。
麺やスープの食材に全国の銘品を使うなど、こだわりの一杯がいただけます。
バーチャルラーメンツアー秋田編はいかがでしたでしょうか？ 小坂町のご当地ラーメン「かつラーメン」と秋田の人気店の食べ歩きのヒントになれば幸いです。
（ガイド：河田剛）