「ラーメンの味作りは自由だが、マナーも自由でOK?」
ラーメンの魅力の1つはバリエーションの多さです。
ダシに豚を使ったり鶏を使ったり魚介を使ったり、具材にメンマを使ったりキクラゲを使ったりナルトを使ったり。
タレの醤油や塩だって、スープの白濁度だって、麺の太さだって・・・。
それこそ、ラーメンが多様であるからこそ、食べ歩きを楽しんでいる方も多いことと思います。しかし、食べ手もバリエーション豊富になって他の方に迷惑をかけるようでは困りますよね?
そこで、このマナーコラムシリーズでは、食べ手として気をつけることが望ましいマナーをシーンごとに紹介し、また、このコラムを読まれたラーメンファンが模範となり真似されることで、ラーメンという食べ物が良い形で発展することを望んでいます。
一方で、ここで紹介することは時代と共に変わっていく可能性があります。
今はラーメン共通のルールはなく、存在するのは店独自のルールのみです。
そのルールに従うのはもちろんのことですが、ここでマナーとして紹介することは、互いに他のお客様に迷惑のかからないようにすることや、近隣の方への配慮、また、現時点では小規模な店が多いために最小限の店員数で営業していたり、一杯あたりの単価が低いために回転率を上げる努力を店側がしているという状況を踏まえてのことになります。
したがいまして、このコラムを通じて店側のことも理解し、時代に即したマナー良きラーメンファンが1人でも多く生まれることを望んでいます。
(日本ラーメンファンクラブ)