ラーメン太郎 ~日本ラーメン検定への挑戦~【関東編】vol.1

友理「ラーメン」

私の名前はラーメン太郎。
東京都在住のサラリーマンだ。
平日のランチはラーメン、休日には有名店に並びに行くこともあり、社内では「ラーメン通」だと言われていた。
もちろん、自分でもそのつもりだった。
そんな時に出会ったのが「日本ラーメン検定」である。
サクサクっと初級をとりラーメニストに。
中級の関東編も余裕だろうと受験をしたが、結果は不合格。
自分はラーメンを知ったような気になっていたことを思い知らされたのである。

私は関東編のリベンジを誓った。
そして、テキストに出てくるお店に行ってラーメンを食べまくり、頭だけでなく体で覚えることにした。
ここでは、そんな私が食べ歩いたお店の一部をご紹介していきたいと思う。

友理

友理(千葉県 木更津市)

木更津市にある九州ラーメン、長崎ちゃんぽん、皿うどんのお店。
2000年から木更津で営業をしているが、もともとは1970年に君津の地にオープンしたこのお店。
1965年に北九州の八幡製鉄所が君津に製鉄所を設立し、そのとき多くの九州出身者が移ってきたことが歴史的な背景としてあるそう。
ちゃんぽんも気になるが、ここはラーメンを注文。

友理「ラーメン」

具はチャーシュー、小ネギ、もやし、きくらげ。麺は中細ストレート。
スープは白濁した豚骨スープだが、匂いはきつくない。あっさりしながらも旨味があり、良い意味でクセがない感じであった。
少し遅めの時間、そして雨の日だったが、常連と思われるお客さんが次々と入ってくる。
皆が一様に注文するホルモン焼きがとても気になったので、再訪した際には是非とも注文したい。

喜満

喜満(群馬県 太田市)

太田市にある「手延べラーメン」の老舗で、特徴は何といっても製麺機や包丁を使わずに仕上げる手延べの麺である。
調理場横のガラス戸の中で麺打ちしている様子を見ることが出来る。
麺メニューはラーメンとチャーシュー麺のみとシンプル。
今回はラーメンを注文。

喜満「ラーメン」

具は分厚い大きめの豚バラチャーシュー1枚に海苔、ネギ、メンマ。
スープはあっさりとした鶏ガラベースの醤油スープ。昔ながらのほっとするような味わい。
店舗で打った手延べ麺は太さが不揃いであるがゆえに一口食べる毎に食感の強弱を感じることができ、とても面白い。
この技術がいつまでも変わらずにあってほしい。

あぁ…。美味かった。
私の胃袋にまた新たなラーメンが刻み込まれた。
さあ、次はどんな1杯に会いに行こう。

(ラーメン太郎)