ラーメンマナーコラム vol.4

ラーメンマナー:vol.3

「ラーメンファンをパパラッチ」

一日一善。一日一麺。皆さん良いラーメンライフをお過ごしですか?マナーコラムの4回目は写真や動画の撮影についてです。

インスタ映えという言葉が生まれ、今や食べ物の写真を撮っている人を見かけるのが日常になったこの時代、さらにはYouTubeやInstagramの動画投稿の存在によって動画を撮る人も増えてきました。

筆者は2000年からラーメンの写真を撮り始めましたが、当時はラーメンの写真を撮る人はほぼいませんでした。その頃を思い出すと、ラーメンの写真を撮ることに対してインターネット上では著作権の侵害だという意見が多く見られました。

現在は写真を撮る人が多くなったことから法的なことを取り扱っている記事も多く見つけることができ、ラーメンの撮影を著作権侵害として捉えることは難しい旨が記載されています。

だからといって、写真撮影は全てにおいて問題がないのでしょうか?当然、そんなことはありません。

店の外観を撮る際に並んでいる人や店内にいる人が写り込んだり、厨房の様子を撮影すればスタッフが写り込んだりします。これら肖像権の侵害は、写真を公開するか否かに関わらず、撮影した時点で発生します。盗撮していることと同じです。少なくともインターネット環境に公開する場合は、個人が特定できないようにモザイク処理などの加工を必ず行いましょう。

また、店側には施設管理権が存在します。つまり、写真を撮ってはいけないというルールを決める権利です。券売機等の前金制が多くなっていますので、お金を払っていればラーメンは自分の所有物と考えて、店側になんと言われようとラーメンの撮影は合法と考えるのは誤りです。

一切の写真を撮ってはいけない、券売機の写真を撮ってはいけない、ラーメン以外の写真を撮ってはいけない、これらのルールをお店側が決めていればそれに従う必要があります。券売機やカウンター等にルールを掲載している店もありますので、撮影前にチェックしてみてください。

さらに、気にするのは写真だけではなくなってきました。Instagramが動画投稿時間を伸ばしたことにより、動画撮影も今後増えていくことが予想されます。動画撮影では写真と同様に肖像権の問題が発生することに加え、隣の人の声が動画に入るという問題が発生することが想像されます。そのような場合は、音声を削除して他の音に置き換えるなどの配慮をお願いします。

画像や動画に関しては撮影だけでなく、使用する場合にも配慮が必要です。他の方が撮影した写真等を無断で使用するのは著作権侵害に該当しますので、他の方の写真等を使用する場合は撮影者に借用許可をとりましょう。また、どなたから・どこから借用したか明記する必要があるでしょう。

注意すべきマナーやルールは以上の通りですが、写真や動画の撮影はトラブルを起こしやすい事項ですので、改めてまとめてみます。

・お店の撮影ルールを確認しましょう
・人物が写り込まぬよう配慮しましょう
・人物が写り込んでしまった場合はモザイク処理等の加工をしましょう
・動画に会話が入ってしまった場合は音声を削除する等の加工をしましょう
・他の方が撮影した写真の借用は許可をとり、出典を明記しましょう

以上のことは少なくとも気をつけましょうね。

最後に、この記事を読んでくださっている撮影者の方は、ラーメンが好きだから撮影していると思います。ラーメンはあまり長く撮影せずに、お店の方が一番美味しい状態として提供してくださっている一杯を、お店の方の思いも含めて楽しみましょう!

それでは、第5回でお会いしましょう。模範となるラーメンライフを!

(日本ラーメンファンクラブ)